日本では高齢化が進む中、ロコモが原因で日常生活に影響が出ている方も増えています。
ロコモによる転倒や骨折といったリスクを防ぐには、早い段階からの予防が大切です。ロコモ予防の大きなカギは、普段の食事を見直すこと。今回はロコモ予防につながる食事についてご紹介いたします。
ロコモとは?
ロコモとは「ロコモティブシンドローム」の略で、筋肉・関節・骨・神経といった体を動かすための運動器に障害が生じ、移動機能が低下した状態のことです。日本整形外科学会が提唱した概念で、運動器症候群とも呼ばれます。
とくに高齢者は加齢とともに筋肉量が減少しやすいため、骨密度も低下しロコモのリスクが高まります。ロコモ、またはロコモ予備軍と思われる人は、全国で推定4700万人。今は大丈夫でも、将来を考えると他人事ではありませんよね。
ロコモによって生じるリスク
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転倒や骨折
筋力低下や関節の硬化によりバランスを崩しやすくなる。
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生活の質の低下
活動範囲が制限され、外出や社会的なつながりが減少する。
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要介護状態
移動能力が低下することで、自立した生活が困難になる。
ロコモ予防に効果的な食事
ロコモは予防することで、リスクを大幅に減らすことが可能です。
予防において大切なのは、食事から必要な栄養素をしっかり摂取すること。ここからは予防に効果的な栄養素と、おすすめの食材をご紹介いたします。
筋肉を強くする食事
タンパク質
筋肉を維持・強化するために必要な栄養素です。とくに高齢者は筋肉量が減少しやすいため、意識的に摂取することが大切です。
おすすめの食材
鶏ムネ肉、魚(サケやサバ)、卵、豆腐、納豆、乳製品(ヨーグルトやチーズ) など
ビタミンB6
タンパク質の代謝を促し、筋肉をつくる手助けをします。
おすすめの食材
マグロの赤身、レバー、カツオ、鶏ささみ、キウイ、バナナ など
骨を強くする食事
カルシウム
丈夫な骨をつくるもとになり、筋肉や神経の働きを助けます。
おすすめの食材
乳製品(牛乳やチーズ)、海藻、小魚 など
ビタミンD
カルシウムの吸収をサポートします。カルシウムとあわせて両方バランスよく摂取することが大切です。
おすすめの食材
サケ、サンマ、干し椎茸、日光浴による体内での生成 など
ビタミンK2
カルシウムを骨に沈着させ、骨の形成を促進します。
おすすめの食材
納豆、春菊、ほうれん草 など
普段の食事にプラスしてロコモ予防!
「ウルソ・アップルファイバー」
ウルソ・アップルファイバーの効果
ウルソ・アップルファイバーは、筋肉の合成に必要なDNAを活性化する成分である「ウルソール酸」を効果的に摂取できる健康食品です。筋肉量の減少を抑え、加齢による運動機能の低下を対策します。
大量摂取が難しいウルソール酸を、リンゴの皮とローズマリーから高濃度で抽出。りんご味で飲みやすさもばっちりです。10年後20年後も元気でいるために、今からできることを始めましょう。
おすすめの飲み方
1日2回、1回1包を目安に水と一緒に召し上がってください。溶けやすい細粒タイプですので、お水やお湯に溶かしてもお召し上がりいただけます。
はちみつを加えるとよりおいしく、スムージーやヨーグルトに混ぜるのもおすすめです。